[セッション/トリートメント(施術)の注意点・ルール]
ここに記していることはあくまでも原則です。
この通りできたら理想的ですが、そうでないからと言って効果が極端に落ちるわけではありません。原則通りにできないから行わないのではなく、その状況で許される限りレイキを行ってください。レイキの素晴らしさは難しいルールがないところにあります。
例えば「セッションの前後に両手を洗う」というのは咄嗟(とっさ)の時はそんな悠長なことを言っていられません。また、電車の中でも気軽にレイキをできるのが良いところなのに、手を洗えないから行えない、と言ったことはありません。念のため。
※他者ヒーリングの表現が多いですが、自己他者共通のルールです。
1)セッションの前後に両手を洗ってください。
但し、冬場であったり、血行の余り良くない方はその後、手を摩擦したりして充分に暖めておくと、相手も人肌が気持ち良く感じ、エネルギーの流れがよくなります。
2)ヒーラー(レイキを行う人)とヒーリー(レイキを受ける人)共に宝石、ベルト、時計、眼鏡、その他金属類を体から外します。
またリラックスも目的の一つなので、かさばったり、特に体をしめつけるものも外します。
ただし、女性の方の場合は下着に組み込まれていたり、男性でもコルセットなどをしていることもあります。金歯、銀歯もありますし、そこまで取れとは言いません。
3)ヒーリングをする時は、横になるか、座ってください。または立って行っても大丈夫です。いずれも楽な姿勢を取ります。腕と足は交差させないないでください。エネルギーが流れにくくなります。
4)事前にヒーリーに、「一切我慢は不要」の旨、伝えておきます。
例)姿勢を変えたい、水を飲みたい、トイレに行きたい等、自由にさせてあげてください。
自己ヒーリングも同じです。
我慢はリラックスとは逆の緊張を生みます。お互いにリラックスしているときがもっとも効果的です。
中断するときは合掌して一礼して、用事を済ませて戻ってきたら、また合掌して一礼して、中断したところからはじめてください。
5)近くに毛布等を用意しておくとよいでしょう。(特に冬場)
人によってリラックスすると寒さを感じる場合があります。
室温が21度位が適当で、部屋は清潔で明るく風通しがよいこと。
眠る前にふとんに入った状態でヒーリングしても大丈夫です。
6)静かで心地良い環境を創ります。音楽に関しては臨機応変に
リラックスした状態は言葉や音がダイレクトに無意識に擦り込まれる可能性があります。
ネガティブな内容のニュースや歌を聴きながらだと、その内容が新たなトラウマとして無意識に発生するかもしれませんので、気を付けてください。
7)レイキを始める前は原則として、合掌して始めます。
そしてレイキのエネルギーを全身あびてから始めます。
まず、レイキについて考えます。紫色や金色などの明るい色の光(レイキのエネルギー)が自分を包むことをイメージしてください。
8)相手のオーラを清めます。
座った状態では、背後に回り、体表を覆うエネルギー・フィールドを頭上から足下へゆっくり三回撫で下ろしながら流れを整えます。
ヒーリーに仰向けで寝てもらってからのオーラの浄化は右の図のようなイメージです。
自分の浄化は乾浴(けんよく)といいます。
まず、右手を左肩の5センチくらいはなれた所にかざし、そのまま胴体の前を斜めに下へ払います(おろす)。今度は左手を右肩の5センチくらいはなれた所にかざし、そのまま胴体の前を斜めに下へ払います。右手を左肩の5センチくらいはなれた所にかざし、そのまま胴体の前を斜めに下へ払います。
胴体の前でバッテンを書くような感じです。
今度は右手を左腕の肩近くの、上5センチくらい離れたところにかざし、そのまま手で、腕の上をなぞるような感じで、指先まで払います。次に反対の左手を右腕の肩近くの、上5センチくらい離れたところにかざし、そのまま手で、腕の上をなぞるような感じで、指先まで払います。再び右手を左腕の肩近くの、上5センチくらい離れたところにかざし、そのまま手で、腕の上をなぞるような感じで、指先まで払います。
払う(おろす)は慣れてきたら、ゴミをはらい落とすような感じで、勢いよくやってくださいね。
但し、7)8)[合掌、オーラの浄化]は相手によって宗教的な感じや、奇妙に見られる事もありますので臨機応変に。
レイキのルールとして、伝授されていない人にレイキの細かい所を説明してはいけないとあります。ですから、ヒーリングの途中、ヒーリーがトイレに行きたくなって中断せざるおえないとき、ヒーリーにはまだ目を閉じていてもらい、ヒーラーが一人で合掌一礼をして、目を開けてもらい、用事を済ませて戻ってきたら、また寝て目を閉じてもらい、ヒーラーが一人で、合掌一礼をして、中断したところから始めてください。
オーラの浄化も仰向けで寝てもらってから、ヒーリーに目を閉じてもらい、自分を浄化したり、ヒーリーが仰向けの状態で浄化すれば大丈夫です。そのほうが、無難です。
9)レイキを行う時は指の間が開かないようにします。指の間が開いているとエネルギーがそこから漏れてゆきます(親指も付け、少し丸める感じ)逆にエネルギーが強く感じすぎる場合は、指の間を少し開き気味にします。
10)ヒーラーは手で圧力をかけすぎないようにします(フェザー・タッチ)
レイキは他力です。自分はエネルギーを流す、ただの筒だと思いながらヒーリングをしてあげてください。ヒーリングの基本は、自分の考えを押しつけるのはなく、その人がその人らしく生きていけるように、その人がその人の幸せを見つけられるように、という感じです。
11)各ポジションに5分づつ手を置きます。(セカンド・ディグリー以上になると各ポジション2分30秒に短縮できます)しかし、手の感覚が鋭い方や、エネルギーに敏感な方、また経験豊富な方は、自分の感覚や直感を信頼して、マニュアル通りにする必要はありません。1,2分で充分だと思ったら、次のポジションに移って結構です。
逆にエネルギーが必要な箇所は5分以上置くこともあるでしょう。
ただし、一分しかしなかったら、それだけの効果しかないこともあります。それらをふまえたうえで、ご自由に行ってください。
12)いつも頭(ヘッド−H)のポジションから始めます。
次に身体前面(フロント−F)身体背面(バック−B)と続きます。
頭・身体前面・身体背面両共に、各4ポジションの12カ所となります。
13)12のポジションを通して完全なセッションはファースト・ディグリーにおいて60分(5分×12カ所)となります。(セカンド・ディグリー以上は約30分〔2分30秒×12カ所〕に短縮されます)
60分連続で行うのが難しい場合は頭部20分を朝、夕方身体前部20分、身体後部を就寝時20分と分割して行っても結構です。
ただし、いつも一日の最初のヒーリングは頭から、身体前面、その後身体後部という順番は間違えないでください。
各ポジション1分にして、それを五回する。などもOKです。
ヒーリングをする時間ですが、してはいけない時間はありません。
分割する場合も朝という表現はありますが、お昼から始めたり、自分の空いた時間から始めて大丈夫です。
14)手の平を次のポジションに移動するとき、なるべく体から離さず、体の上をスライド(滑らすように)させて行います。するとヒーリングが終わるまで、宇宙のエネルギーと自他共に繋がり続けることができます。但し、姿勢を変えるとか、電話で中断するなどということがありますから、「なるべくそうすれば良い」と思ってやってください。
相手が女性の場合、F1→F2への移動は乳房の間に指を体と接触させながら移動する(あるいは少し浮かしてもよい)など適宜工夫して行って下さい。
異性同士のヒーリングや(人によっては指一本ふれないでほしいという場合ありますし、感染しそうな皮膚病など、血が出ているような傷)となりますと、様々な問題がございます。間違いがないよう工夫して行ってください。
15)他人にレイキを行うときは、H1(顔)にはティッシュ・ペーパーか布を置いて行うこともあります。但し、承諾を得られれば直接手を触れて行います。
16)もしヒーラーに手を触れることができない場合は必要なポジションの上、5センチ以内に手をかざすだけでも結構です。
レイキのエネルギーは多少の距離や衣類に邪魔されることなく働きます。
真冬に分厚いセーターを着て、その上に毛布をかぶっていても、5センチ以内なら、その上から手を置けば大丈夫です。
12ポジションの付け加え。
・フロントの4は仰向けに自分でしていると大変苦痛なので、疲れたら骨盤の上に置いて上げると楽にできます。ただ、できるだけ、図の通りにしたほうが良いですが、他者ヒーリングの時も恥ずかしい場合は最初から骨盤の上に置いてあげるのも良いです。
・フロント1、バックの1、2の中間くらいですが、胸と胸の間に右手、その裏側(背中)に左手をあてます。心の傷などに良いです。
・レイキの基本は右手が上、右手が前です。ただし、他者ヒーリングでベットの位置などで、どうしても無理な場合はそのかぎりではありません。
↑丸覚えするしかありませんね。
とりあえず、これがどのレベルにも共通するルールですので、よく覚えてくださいませ。
文章を読むだけでは、わかりませんよね。
伝授されていない人には細かいところまで教えてはいけませんので、
実際の伝授の時に最初から細かいことまで説明します。
もちろんこれだけはなく、12ポジション以外のヒーリング方法、瞑想法も学びます。
※この資料の内容についてのご質問は、伝授される前の方にはお答えできません。実際の伝授の時にお答えいたします。
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